紹介している書籍は特におすすめのもの!
本を読むのが得意じゃない人にも読みやすいものを厳選(私がそうなので)
紹介作品は随時追加予定です。


当事者の人、当事者かもしれない人、非当事者だけどもっと知りたい・疑問を持っているという人、より多くの人にセクシャリティの多様性や本来の自由さが知られるといいなと思います。

知る

キーワード

LGBT
性的マイノリティを呼称するのによく使われる言葉。レズビアン、ゲイ、バイセクシャルは性的指向に関する語。トランスジェンダーは性自認に関する語。それらの頭文字を並べた言い方。LGBTと並べてLGBTQという広範な意味の呼び方も広まってきた。(さらに多様性を強調するためにLGBTQの後に+やsをつけることもある)Qはクィアやクエスチョニング(自身を表す言葉を定まっていない/定めていないこと)など複数の意味を持つ。

クィア
以前は侮蔑語として使われていた言葉を当事者が積極的に名乗ることで主体を獲得し、現代ではポジティブな自称として使われるようになった言葉。特定のラベルを指すのではなく包括的な意味合いがある。

フェミニズム
女性の権利獲得として始まった運動。現在では性差別そのものを解体する動きとして広がっている。女性として生きる人を異常に抑圧してきた社会の歪みは、あらゆる性別の人をも縛り付けてきた。皆で変えていく問題として同時に考える必要がある。

アライ
Ally(味方/同盟する)。非当事者であっても、性的マイノリティを理由に個人の尊厳が奪われることに反対し、学び、共にあるために試みる人のこと。積極的な活動をする人もいれば、身近な行動で実践する人もいる。

性別二元制(性別二元論、ジェンダー・バイナリ)
性・ジェンダーを「男」と「女」の二項目とし、いずれか一方に分類する社会規範のこと。SOGIに関するページに詳しく書いたが、性別はグラデーションであり正確に二種類だけに分けることはできない。そのことから性別を二元的に分けることは絶対的な分類ではなく社会規範(社会的な意味づけ)にすぎないと言える。

Aスペクトラム
アロマンティック…他者に恋愛的に惹かれないあり方、アセクシャル…他者に性的に惹かれないあり方。「全く」惹かれない以外にもグレーアロマンティック、デミアロマンティック、など限定的な条件でのみ惹かれる場合も含めAスペクトラム(スペクトラム:連続体)と総称する。誤解されがちだが、心理的・身体的障害等に起因しない。(他者に惹かれるあり方はアロロマンティック、アロセクシャルと言う。)

WEB

はじめてのトランスジェンダー
本はハードルが高い…と思ったらこちらへ!
昨今SNSを中心に激化するトランスジェンダーの人々に対する差別。「女性を守る」という言葉を盾に繰り広げられる排除。「なんとなく怖いけどどうしたらいいかわからない」「何が悪いのかわからない」モヤモヤを抱えているなら、ぜひ目を通してみて。

アロマアセク部
恋愛・性愛を必要としない人々の存在はもっと知られるべき。
アロマンティックやアセクシャルは決して未熟ということではない。

マリッジフォーオール
日本はまだ同性婚ができない。それはどういうことか、何が必要か。
パートナーシップ制度だけではだめな理由。

トランスジェンダー映画祭
定期的に開催されていて、オンラインで視聴できる。
定番作品「おそるべき年」は特に必見。

われらはすでに共にある

青本柚紀、高島鈴、水上文 編/96p
共にある未来のために、共に生き続けるために、あなたは決してひとりではないのだと言うために、本書は作られている。(「はじめに」より一部抜粋)

根拠なく広められる不安に抗うべく多様な視点からエッセイが集められた本。映画・ブックガイドもあり、必携の一冊。

トランスジェンダーQ&A

高井 ゆと里、周司 あきら/196p
「素朴な疑問」も無遠慮に投げかければ石になりえる。
本書では、「トランスジェンダーとは?」「なぜ性別が社会で重視されるのか?」 基礎的な情報、性別分けスペースのこと、「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問など、Q&Aで具体的にわかりやすく答えてくれます。

書店

当事者の人々が作るZINEもオススメ
問題を深く考えるものから、ゆるいもの笑えるものまで様々
リアルな隣人の声を聞いてください

以下はクィアなZINEの取り扱いが多く、通販もやってる書店さんです
タイトルや表紙を眺めるだけで世界が広がるかも

本屋lighthouse

本屋メガホン

マルジナリア書店

▼私も寄稿したノンバイナリーアンソロジーZINE
こんばんわノンバイナリーです
「いない」ことにされがちなノンバイナリー、その当事者や近いアイデンティティを持つ人、共に生きる人が集まって、それぞれの実存を示すアンソロジー。総勢79名、ZINEとしては破格のボリュームです。(リンク先は寄稿もされてる鳩屋書店さん。他、上記の書店さんや主催者ayanoさんのサイトからもお買い求めいただけます。)

楽しむ

琥珀の夢で酔いましょう
村野真朱、依田温/最新8巻

「クラフトビール」を軸に様々なひと・もの・ことが繋がっていく作品。マイノリティ、フェミニズム、仕事と生活、そして、おいしいお酒と料理!
もちろんビールが呑めなくても大丈夫。美味しそう、楽しそうの気持ちでどんどんいける漫画です。

ノンバイナリースタイルブック
山内尚/120p
自由な、しっくりくる「装い」で
あなたは日々生きることが
できていますか?
―帯文より―

ノンバイナリーでジェンダーフルイドな作者が生活の中で「しっくりくる装い」を試行錯誤する記録。ページを捲るたび新鮮な装いがカラーイラストで現れる。ファッション本としても充実の一冊。

映像作品をあまり見ないので本ばかりになってしまいました…。
クィアな視点で楽しめる映像作品についてはシネマンドレイクさんが参考になります!

連帯する

連帯とは。
手を取り合うこと、味方でいること、
迷わないように灯りをともすこと。
その手段は買う・読む・見る、ばかりではありません。
日々何気ない会話の中で「相手を決めつけない」こと、
いたずらに暴こうとしないこと、
マイノリティを嘲笑・異端化したり
排除する空気に”乗らない”こと…。

自分は、あの人は、周囲の何気ない言葉や態度に
追い詰められていないだろうか?
「気付かない」イコール「ない」 ってことじゃない。
ますは落ち着いて見つめることから。
そして、気にし続ける、それが何より大事です。